10月9日 収穫の終わったぶどうの樹は休んでいるようですが、根は成長を続け、葉は光合成活動を続けています。ぶどうの根は春と秋の年2回成長の山があり、秋根の働きは肥料分を吸収して地上部に送り、葉の光合成機能を高めます。そして葉の光合成よって生産された炭水化物を翌春まで貯蔵する役目を持っています。貯蔵養分は冬に備えて樹体を保護し、翌春の目や新梢の初期の成長を左右する大切な時期になります。