コルクの種類について

こんにちは。
今日は、先日のワイン審査会で教えて頂いたことをご紹介したいと思います!

ワイン審査会では、100本近いワインを開栓しました。
コルクを集めてみたところ、それぞれ材質が異なっていることに気が付きました。
そこで、コルクについて調べてみたところ、以下のような違いがあるようです。

【1】天然コルク栓(無垢コルク)
コルクの木からそのままワイン栓型に打ち抜いた上質なもの。
天然素材のため品質にばらつきが出るのが難点。
高級なワインに使用されるものは、きめが細かく長いものが多い。
近年では、コルク原料の調達が難しくなっているため、別素材に切り替えるワイナリーが増えてきている。

【2】圧搾コルク栓
コルク粒を集めて固めたもの。
圧搾コルク栓の上下に無垢コルクのディスクをつけたものもある。
天然コルクよりも安価に作ることができる。

【3】樹脂製(プラスチック製)コルク
コルク材は使用せず、シリコンなどの樹脂を原料にして作られたもの。
無臭で、密閉度も高く、色付けも容易にできる。
しかし、密度が高いため滑りにくく開栓が少し難しいのが難点。

【4】スパークリングワイン栓
スパークリングワインは炭酸を多く含むため、密度が高く重いことが特徴。
通常コルク栓の約2倍の重さがある。
もともとは円柱型で作られるが、機械で打栓するとキノコ型にくびれる。
ビン内のガスで飛んでしまわないよう、栓をした後に針金でさらに固定している。
圧搾コルク栓のように、無垢コルクのディスクをつけたものもある。

コルクといっても、様々な種類がありとても興味深いです。
コルクをコレクションする際には、参考にしていただければと思います。