勝沼に民間初の醸造会社が設立された明治10年、同年10月10日に高野正誠、土屋龍憲がブドウ栽培とワイン醸造を学ぶためにフランスへ旅立ちました。この二人が持ち帰った知識と技術が、日本のワイン産業の基礎となり、今日の甲州ワインの発展に繋がっています。
2人の旅立ちから140年の節目の日を記念しまして、勝沼ワイン協会では歴史セミナーとワインを呑み語る会を開催いたします。
■日 時 平成29年10月10日(火)
第1部18時30分~19時30分(セミナー)
第2部19時30分~21時00分(立食パーティー)
■場 所 宮光園白蔵
■定 員 50名
■参加費 1,000円
■申込先 勝沼ワイン協会事務局(甲州市産業振興課ワイン振興室)
電話0553-32-2111(内線288)
E-MAIL sangyou@city.koshu.lg.jp
第1部
ワイン歴史セミナー「甲州市のワイン産業のはじまり」
明治10年(1877年)八代郡祝村(現甲州市勝沼町祝地区)に「大日本山梨葡萄酒会社」が設立され、日本のワイン産業が始まります。
当時のワイン産業について、甲州市文化財課指導監の小野正文氏に解説していただきたいと思います。
第2部
甲州ワインを呑み語る(立食形式)
甲州ブドウは800年以上前から栽培されていた歴史があり、明治からワイン用ブドウとしても使用されてきた。この日本固有の品種を140年受け継いできた勝沼の醸造家たちと甲州ワインを呑み、語り、楽しむ会を開催します。軽食もご用意いたしますので、料理との相性もお楽しみいただけます。