今月28日に認証制度に基づく書類審査会を開催します。21日に申請ワインの受付を行いますが、出品点数については昨年と同様な規模になると見込んでいます。
圃場現地確認審査にパスした畑から収穫されたブドウを用いて醸造されたワインを対象としている為、ある程度点数を事前に把握することができます。
本市が進めている原産地呼称制度は、あくまでも自主的な制度です。圃場、書類、官能と3つの審査に合格すれば「甲州市認証シール」をボトルに貼ることができます。しかし、審査に合格しなくても、或いは審査を受けなくても甲州市や勝沼と表記することはできます。
今回で5回目となるワイン認証制度の審査。回数を重ねていくことによって点数は微増傾向にありますが、目標をそこに置いていないので、制度の立ち上げから関わってきた者の立場からすると正直物足りなさを覚えています。自主的な制度の限界。排他的な制度への切り替えが必要なのでしょうか。