勝沼ワイン140年記念フットパスが開催されました

甲州市が主催するおもてなし講座を受講した観光ボランティアで構成された「勝沼コンシェルジュ」が主催するフットパスが昨日開催されました。

今年は勝沼にワイン産業が誕生して140年の節目を向かえ、勝沼ワイン協会を中心に記念事業を実施されてきましたが、フットパスが最後を飾りました。

当日は宮光園に集合し、宮光園周辺をガイドスタッフが解説しながら勝沼の景観と歴史について散策しました。

フットパスから戻りましたら、宮光園白蔵にて勝沼コンシェルジュの会長新田正明さんとシニアワインエキスパートの篠原さんによるテイスティング会が開催されました。

篠原さんからはテイスティングワインについて品種や造りについて、新田さんからはテイスティングの方法についてわかりやすい解説がありました。色、香り、アタックなど「プロ」のテイスティング方法を教わり、参加者の皆様も楽しくワインについて学べたのではないでしょうか。

冒頭でも述べましたが、昨日のフットパスを持ちまして、年間を通して実施してきた勝沼ワイン協会主催の「勝沼ワイン140年記念事業」がすべて終了しました。

それと同時にこの地で始まったワイン産業の歴史は141年目のスタートを切りました。先人の苦労や努力がもたらしたこの土地ならではの「宝」を今後も守り続け、さらに発展するように願うばかりです。