山梨に適した欧州系品種選び

皆さんこんにちは。
本日の甲州市は春本番の陽気です。既に揚水もはじまっており、モモ等の立木果樹を含めて畑で作業する方を散見するようになっています。
さて、先月27日勝沼ワイン協会主催により標記学習会が開催されました。
温暖化の影響により平均気温が上昇するなかで成果を発揮する品種選択をテーマに、2016年に開墾された塩山上小田原地区(標高850m・98ワインズさんの近く)の山地に位置するシャトー・メルシャン天狗沢ヴィンヤードへ赴き、同社斎藤顧問・県ワイン酒造組合会長から説明を受けました。
山梨の場合は県外他産地と比較しても自社畑の保有率が低く、ある程度まとまった畑を確保するのは至難な状況にあります。
作業効率の高い大規模農地を山地に求めたメルシャン社の事例は、ここ山梨において、ひとつの指標(モデル)となりそうです。