皆さんこんにちは。
市では昨年このワイン原産地呼称制度の内容を一部見直しいたしました。
それはなぜか。理由は2つあります。
1つ目は、法的拘束力の高い地理的表示制度「山梨」との整合性(均衡)を図ること。
2つ目は、ワイン振興の基礎資料となる醸造用ブドウ畑のデータが不足していることから、原産地呼称制度の運用を通して市内の醸造用ブドウ畑の生産実態を総合的に掌握していくことによるところからです。
特に2つ目については、市が一元的にデータ管理していくため、ブドウ畑をワイナリーごとに分けて登録、圃場管理台帳に記録し、2年後に耕作台帳のシステム化を完成させ、原産地呼称の基礎とすることを狙いとしています。
市内のワイナリーから順次提出いただいたデータをこの1月から3月に掛けて確認・照合作業を行いました。達成率は全体で60%といったところでしょうか。達成度を高めていく為今年度もこの作業は続いていきます。