第39回甲州市勝沼ワインゼミナール

長い歴史を誇る甲州市勝沼ワインゼミナールが、今年も無事に3月4日(日)に開催されました。

今年は「2017年の気候とブドウの生長・成熟」と題したヴィンテージレポートと、「日常の中にあるワイン」というテーマのセミナーをおこないました。

ヴィンテージレポートでは松本信彦氏(マンズワイン(株)常任顧問)、安蔵光弘氏(メルシャン(株)シャトー・メルシャン製造部長)、渡辺晃樹氏(山梨県果樹試験場栽培部)の3名に解説をお願いしました。

2017年はブドウ栽培にとってどのような1年であったのかを、降水量や気温などから紐解き、数値をもって優れたヴィンテージであったということを説明していただきました。

セミナーでは今回は日常でワインを楽しんでいただきたいということに重点を置いた内容で、真藤舞衣子氏(料理家)、新田正明氏(新田商店店主)に講師をお願いしました。

真藤氏には家庭でも作れる料理、新田氏にはそれらに合うワインをセレクトしていただき、参加者の皆さまに楽しんでいただきました。

今回の勝沼ワインゼミナールでは、比較的ライト層をターゲットにした内容で企画しました。このゼミナールをきっかけに家庭でワインを楽しむ方が少しでも増えれば幸いです。