勝沼ワイン協会農家研修会

先週21日(水)は勝沼ワイン協会事業の一環で、農家研修会が実施されました。

今回は勝沼ワイン協会員とブドウ栽培農家、事務局の総勢35名で、ブドウ栽培とワインづくりが活発化している長野県、特にワイン生産者が出荷組合と契約し、ブドウを確保する取引が確立されている塩尻市に赴き、現地視察をおこないました。

まず、林農園五一わいんでは自社農園見学や、契約農家の圃場見学をさせていただきました。仕立てや剪定のお話をしていただき、勝沼町の農家の方からは積極的な質問も飛び交っていました。

その後は塩尻市役所に会場を移し、塩尻市及び勝沼町におけるブドウの取引形態についての意見交換会をおこないました。双方の取り組み状況の明確な違いは、大変興味深い内容であり、勝沼町の農家にとっても刺激となったのではないかと思います。

最後に塩尻市及び勝沼町のワイナリーが醸造したワインをお互いに飲みながら懇親会をして、この研修会は幕を閉じました。

この研修では塩尻市の現状と今後を知ることができたことで、勝沼町、ひいては甲州市として学ぶべきことがはっきりとわかり、大変有意義な時間を過ごすことができました。今回感じたことを、今後のブドウ栽培・ワインづくりに活かしていただければ幸いです。

最後になりますが、本研修を受け入れてくださった、塩尻市、塩尻ワイン組合、加工用ぶどう生産者組合連合会の皆さまには深く感謝しております。