最近は天候不良の話題ばかりですが、今朝の山梨日日新聞に気になる記事が掲載されていましたのでご紹介します。
記事によりますと7月23日から8月15日までの勝沼の日照時間は平年比の55%にとどまるそうです。(甲府市は同61%)
さらには、収穫期を迎えた生食用ブドウに玉割れやベト病がすでに発生しているとも書かれています。
甲州種ブドウに関して言えば、ようやくベレーゾン期に入り、これからの天候が今後の生育に大きく影響します。
日照不足が続けば当然病気のリスクも高まり、それはつまり収量の減少を意味します。
ここのところの天候は、昨年9月中旬からの長雨を彷彿とさせる毎日が続いています。あるニュースでは8月下旬まで同様の天候が続くとも聞きました。
「いいワインは、いいブドウから」といわれるように、ワインの出来を大きく左右するブドウが順調に生育するように、天候の回復を期待したいと思います。