甲州優良系統原母樹園視察研修に参加してきました。
山梨県ワイン酒造組合では各ワイナリーから優良と思われるブドウ樹の穂を平成18年に採取し、山梨県果樹試験場に依頼してフリー化した7系統を平成19年から栽培しており、現在収穫期を迎えました。
同じ甲州でも系統により、房の大きさや収穫量、糖酸度の状況など様々な違いが出ており、そのうち5種類のブドウを試験醸造し、ワインの品質を調査するようです。
これまでは生食用として甲州種は系統選抜されてきた歴史がありますが、今回の系統選抜の結果により、ワインに適した樹が普及することで、甲州ワインの品質がより高くなることが期待されます。