新規就農定着支援について

2月8日以来の更新となり申し訳ありません。

今回は2月12日に立ち上げました新規就農定着支援制度検討委員会についてお知らせしたいと思います。全国的な問題でもあります、農家の高齢化と担い手不足による農業者人口の減少に伴う耕作放棄地の増加と生産量の減少が甲州市でも起こっています。ワイン原料でもあります甲州種ブドウも減産が続いています。そこでワイン振興室でも醸造用ブドウの栽培モデルを構築できないかと、様々な方にお話を伺う中で1戸あたりの農地面積が狭い甲州市では醸造用だけでは難しとの意見もいただきました。また、農村の景観があってこその甲州市ということもあり、果樹全般を対象として新規就農者支援を第三者委員会を設置して検討する会議を立ち上げました。メンバーには熟練農家、JA、支援制度利用者、農家後継者、ワイナリー、行政と甲州市の農業に関係する方々に集まっていただきました。

複数ある既存制度を見直し、就農者の支援の組織化を目指します。初回はまだ現状の把握と問題の提起でしたが、今後具体的な検討に入ります。甲州市も遅ればせながらも就農問題に本格的に取り組みます。今後の経過も当サイトでご報告していきたいと思います。