酒販ニュースに甲州市の原産地呼称ワイン認証条例が取り上げられました!

こんにちは。

今日は酒販ニュース(第1989号)で甲州市の取り組みが取り上げられましたので、ご紹介いたします。

 

甲州市では、10月30日から適用される「果実酒等の製法品質表示基準」と、地理的表示(GI)の「山梨」との整合性を図るため、「甲州市原産地呼称ワイン認証条例」の一部を改正しました。

 

これまで以上に正確なブドウ栽培地の把握に努めていくことが目的です。

自治体である甲州市が本格的な原産地呼称制度を目指して、ワイン用ブドウ畑の「台帳管理」に踏み込むことは、画期的であると紹介されました!

 

主な改正内容は、

⓵醸造用ブドウ畑をワイナリーごとに分けて登録し、市が醸造用ブドウ畑のデータを一元的に把握・管理する。将来的には、醸造用ブドウの「耕作台帳」システムを完成させる。

 

②甲州市原産地呼称認証ワインの条件を、収穫年・収穫地(甲州市内)・ブドウ品種を表示する場合には、いずれも85%以上同じブドウを使用すると改正した。(従来は75%)

甲州単一品種表示ワインの場合は、従来どおり甲州種を100%使用しなければならない。

 

⓷ブドウの糖度基準は従来と変わらないが、天候不順と判断された収穫年は最低果汁糖度を1度下げられることとした。

 

④認証表示の方法がシールに加え、表ラベルに刷り込むことが可能になった。

 

 

より価値のあるワインを皆様にお楽しみいただくため、これからも邁進していきます!

今後も、甲州市のワインをよろしくお願いいたします。