本日は甲州市ワイン品質審査会ヌーヴォーの部2回目を開催いたしました。
今回は甲州とマスカット・ベーリーAが主体の審査会となりました。
甲州市内15社から33品の申請があり、内訳は白16品、赤13品、ロゼ4品です。
審査長の総評
本年は9月中旬からの天候不順のためブドウの生育状況が必ずしも良いとは言えない中であったが、醸造家の努力によりワインの品質は高く維持できていることが確認できた。
白ワインは若干の酸化とフェノール系のオフフレーバーやフラットさが指摘されたものがあったが、全体的に品質は高く、不合格のものはなかった。
赤ワインは若干のブドウの未熟さが指摘されるものがあったが全体的に良好であった。なお、ヌーヴォーとしてのフレッシュさに欠け、醸造上の欠点があるものが2点不合格となった。
ロゼワインは問題があるものが少なく良好であった。1点のみヌーヴォーとしてのフレッシュさに欠け、香りに不調があったものが1点不合格となった。
以上3品が不合格となり、30品が甲州市推奨ワインとして11月3日からぶどうの丘で販売されます。