進む温暖化・気温100年で2度上昇の記事から

皆さんこんにちは。昨日、甲州市勝沼は日本一暑い38.8度を観測しました。
昨日研修中シャトー・メルシャンのとある方から勝沼って昔からこんなに暑いのです?と投げかけられたので、子どもの頃の記憶を辿り、38、39度まで上がったことはなかったとお答えをしたところです。
さて、7月1日付の山梨県の地方紙に「進む温暖化・気温100年で2度上昇」の記事が掲載されていましたのでご紹介します。
記事では、山梨県甲府市と甲州市勝沼町の年の平均気温の推移を見ると、気温が高くなる傾向にあることが伺える。甲府地方気象台の観測データを集計すると、2006年から2015年の10年間の甲府の年平均気温は15.1度で現在と同じ条件で観測が始まった1920年~29年(13.2度)と比べると1.9度上昇した。ブドウ産地勝沼も調査がはじまった1978年~87年の10年間の年平均気温が13.3度だったのに対し、2006年~15年は14.1度と0.8度高かったと綴っています。
平均気温が2度上昇。一見大したこと無いように映りますが、これを積算温度で考えると年間で100~200度も多く熱を受けていることになります。このことは植物にとっては大変な変化です。
温暖化によってブドウに影響を及ぼすのは昼夜の寒暖差がなくなることではないでしょうか。

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