6月はブドウ農家にとって一番忙しい「月」です。
本日関東甲信地方でも入梅したようですが、本日も心地よい風が吹き清々しい天候となっています。今年はこの時期特有のジメジメした感があまりありません。
さて、畑に話題を戻しますが、今、ブドウ農家は、ブドウの粒を抜き取り、ちょうど良い粒数に調整する「摘粒(てきりゅう)」を中心に作業を進めています。
1房ずつ房にハサミを入れ形状を整えていくのですが、とても根気のいる作業です。
1房あたりの着粒が多いと粒の大きさが小さくなったり、粒と粒が押し合って烈果してしまうので、30~35粒程度に調整する必要があります。
今年は例年と比較し生育が1週間程度前進しているので、ブドウが市場へ出回るのも早いかもしれません。